2008年10月12日日曜日

伊豆の家:知半アートプロジェクト





「知半アートプロジェクト」は西伊豆、大仁にある江戸時代の古民家「知半庵」を創作の場として行うアートプロジェクトです。これは2006年にはじめられた絵画、彫刻、写真、音楽、ダンスなど、さまざまな芸術作品を製作、発表してゆくプログラム。今年秋のダンスのプログラム、「伊豆の家」は、知半庵の土間、広間、茶の間、前座敷、奥座敷などを巡りながら踊り、観客も少しずつ移動してパフォーマンスを鑑賞する、というもの。ダンスはアメリカからLeah Steinとロコ・カワイ、日本からは新井英夫さんが参加、そして音楽はアメリカよりぼくが、そして日本からは声楽家、きむらみかさんが参加します。僕は10月末から一週間知半庵に滞在し、この新作の製作・パフォーマンスに加わります。本作品は、知半庵の歴史、数々の家族エピソードを盛り込み、歴史的解釈と日米のイマジネーションが合わさったスリリングな現代舞踏で、公演は全4回(各回30名様)11月1日(土)と2日(日)午後1時と4時の開演です。詳細はこちら、予約受付案内はこちら、ポスターはこちら、朝日新聞英語版のプレビューはこちらです。

2008年10月10日金曜日

Brandywine Valley 製作所でのサウンドパフォーマンス






2008年10月2日、Brandywine Valley Fabricators, Coatesville, PA にて。彫刻家ジェームス・ファーマンさんとの3度目のコラボレーションは、ペンシルバニア州コーツビルにあるBrandywine Valley 製作所という工場におけるサウンドパフォーマンスでした。ここはジェームスさんがスチール製の巨大な彫刻を作るのに使う場所で、僕もこういうスペースでパフォーマンスをするのは初めてです。ここは大変インダストリアルな場所ですが、開かれていて音が良く通るすばらしい空間でした。今回のジェームスさんの作品は2つ。8フィートのステンレスの彫刻と7フィートの四角い木の彫刻でした。僕は最初このまったく傾向の異なる2つの作品を前に戸惑いましたが、最終的に良い演奏をすることができて、とても幸せに思っています。僕は木の彫刻を素手でまず演奏、そして休憩のあとステンレスの方を太いバチを持って演奏し、両者を混ぜることなく別々にパフォーマンスを組みました。この木とステンレスの2つの彫刻には「陰」と「陽」のようなアクティブなバランスがあり、僕としてはそれらに正直にむかうことで、それぞれの彫刻の「声」をうまく引き出すことができたと思っています。