2008年8月24日日曜日

楽器について:ドラムセット


昔からドラムセットに関しては高級な楽器や最新のモデルを使うことにあまり興味を持たなかった。高級な楽器は高くて買えない・・ということもあるけれど、「形じゃなくて中身で勝負だ・・」というプライドのような意識が自分の中にあるのだと思う。一番安い楽器でどれだけ良い音を出すか・・一番安物の楽器でどれだけ素晴らしい演奏をするか・・そういうことに興味があるのである。ドラムのカタログや雑誌を見ると、木の種類や材質で音が違うとか、これはどこそこのどの木だから高いとか、いろいろ細かく宣伝しているけれど、僕はそういったことにこだわるのは好きではない。今は安いドラムでも結構きちんとした良いつくりになっていると思うし、材質よりも調音や皮のチョイス、あとは演奏におけるタッチや心づかいでいくらでも良い音が出せると僕は確信しているのである。自分にしか出せない音にこだわる・・これは楽器の材質や値段よりも、自分自身の問題として返ってくるのだ。

2008年8月23日土曜日

Here[begin] Dance

ブルガリア出身のモダンダンサー、Zornitsa Stoyanova はバーモント州のベニントン大学を卒業後、フィラデルフィアに在住し、この街のダンスシーンで活発にクリエイティブな活動をしている人だ。彼女は2006年にHere[begin] Danceというダンスカンパニーを結成、現在フィラデルフィアの若手ダンサー・振付家の中ではもっとも実力がある人だと思う。彼女は、そのしなやかな動きと個性的な表現・スタイルで、ここ数年誰にもまねのできない独特な作品を作り出してきた。まだ20代の若さだが、この先この街のダンスシーンの中心的な存在となってゆくだろう。

そしてそんな彼女から今日正式に「私のダンスカンパニーに入らない?」と誘いがかかったのだ。僕は文字通り「躍り上がって」喜んだ。ブダペストやフィラデルフィアで今まで彼女と何回かコラボレーションを重ね、僕は彼女とこれからもずっと仕事がしたいと願っていたからだ。これは音楽家としてダンスカンパニーの正式なメンバーとなるということだけではない。僕らの狙いは、音楽とダンスの境界線をお互いに越えるような関係を作ること。僕はダンスのバックグラウンドをもっているし、今までだって数多くのダンサーたちと仕事をしてきた。Zornitsa にしても音楽家とのコラボレーションは豊富だから、ダンサーとして音に直接関わって行くのは本望だと思う。音楽家が踊りのステージに「直接」体・存在・意識・動き・・という点から参加してゆくこと。そしてダンサー(たち)が動きの中で「直接」音との接点を見出すこと。そしてそれをさらに超えてインテグラルな地平を作り出してゆくことに興味があるのだ。

月曜日に彼女と会ってこれからの計画、プロジェクトについて話し合う予定だ。新しいダンサーとの出会いは僕にとって新たな自分の誕生である。

2008年8月22日金曜日

大学で・・

夢の中で僕は大学にいた。周りのみんなはパソコンをかかえているのに、自分だけはドラムのバチを握っていた。夢の中でなにか「決意」のような感情があって、熱くなった。ふと見ると、泣いている自分がいた。